海なし栃木県民の水遊びといえば海よりも川の方が身近です。あおぞらきっずの子ども達ももちろんみんな川が大好き!
河原に到着する前から「今日は魚捕まえるんだ!10匹以上」と目標をあげる子もいれば、「川についてから何して遊ぶか考える。」といったのんびり屋さんもいます。
まずは、安全について説明から釣りをする場所、泳げるところ、魚がいそうなところ、休憩場所、危険な箇所等。遊び始めてからだと夢中になりすぎて説明が聞こえないこともあるので最初にきちんとレクチャーの時間を作りました。説明が終わったらウェットスーツとライフジャケットを着込んで、お待ちかねの川遊びへと出発です。
川ガキのプログラムでは特に決まった活動は行っていません。それぞれに自分の好きな活動をとことん遊び尽くす。なので、お昼以外はずっと魚を追いかけたり、泳いでいたり、焚き火をしたり遊び方は様々です。
釣りチームは釣りに必要な餌の調達から、川底の石をひっくり返すとクロカワムシ(ヒゲナガカワトビゲラ)と呼んでいるムシを捕まえて針を通します。川遊びに慣れているきっずからするとなんてことない作業なのですが、初めて参加のきっずにはドキドキの体験。クロカワムシを捕まえるのもちょっとビビりながら、針を刺すのもかなり苦労していました。慣れるまでは先輩に手伝ってもらいながら準備をしています。
泳ぎチームは水をかけ合い、飛び込みしたり、対岸へと泳いでみたり。まだ、5月の水は冷たいですが、ウェットスーツと気合いで乗り切ります。最初は寒がっていたきっずも慣れてくるとなかなか上陸せずに泳ぎっぱなしでした。
焚き火チームは近くの燃えそうな枝を拾い集めるところから始まります。どの枝が乾いているのか、草は燃えやすいのか、根っこまで燃えるのか等、普段の家庭では出来ない実験を存分に楽しみました。
ガサガサ網チームは大きな網を川岸の草むらに向かってガサガサ振ってすくい上げると魚が捕まえられます。何人かで協力して魚を追いかけるチーム、網で待つチーム連携プレーで魚、エビ、おたまじゃくしたくさんの生き物をゲットしていました。
お昼はみんなで竹筒を使ったご飯作り。ご飯を炊くにはまずお米を研いで、竹に切り込みを入れるところから始まります。普段は炊飯器に入れてスイッチを「ピッ!」で終わりですが、外での飯盒は火力調節が大切です。竹を焦がさないように注意しながら沸騰出来る火力まで火を燃やす。みんなでカマドを囲みながら見守りました。
完成したご飯の味はいつもと少し違ったかな?苦労して作った分美味しく感じたことでしょう。
あおぞらきっずの川ガキは川遊びをとことん楽しむプログラムです。夢中になって1日中遊ぶ、やりたいことを好きなだけやる、遊びながら工夫する、一人で出来ないことは仲間と協力する、子ども達同士で教え教わり合う。遊びの中できっず達は様々なことを経験、体験することができました。これからもたくさんの事にチャレンジしていこう。あおぞらきっずはチャレンジしたいこども達を待っています!
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